2050年にプラスチックが魚の量を超えます

EU 使い捨てプラ禁止法の具体案を発表

ペットボトルごみ
今年10月、EU議会で使い捨てプラスチック禁止法案が可決され、今回その具体的な規制案について発表が行われました。 廃止対象となっているプラ製品は、どこでも入手可能で、かつ手頃な価格の代替商品がすでにあるもの。以下はその一例です(European Council)。
  • プラ製のカトラリー(フォーク、ナイフ、スプーン、箸)
  • プラ製の皿
  • プラ製のストロー
  • 発泡スチロールの食品・飲料容器
  • 発泡スチロールの飲料用カップ
  • オキソ分解性のプラスチック製品(非常に小さな粒子に分解されるプラスチックで、マイクロプラスチック汚染の一因となるもの)
  • プラ製の綿棒
そのほか、現時点では次のことが検討されています。
  • ペットボトルの回収率は2025年までに77%、2029年までに90%を目標とする
  • ウェットティッシュの包装に、使用されているプラスチックと、それが環境にどのような害を与えるのかを表示する
  • プラスチックのフィルターを使ったタバコ製品についても、同様の表示を行う
  • 飲料用のペットボトルは、2025〜2030年にかけてリサイクルプラスチックを25〜30%以上使用する
  • 製造者は、廃棄物管理とクリーンアップの費用を負担する
法案が成立すれば、ヨーロッパにおけるプラスチック汚染による環境コスト(環境保全のための負担額)が、2030年までに推定で220億ユーロ(約2.8兆円)削減されると見込まれています。 EUは、2021年までに加盟国で新法案を施行したい考えです(EcoWatch Dec 2018)。